日記帳の空白も残すところ
あと数頁...。

私たちのエピローグは
素敵な想い出にひたるではなく
鎖線で描いた こころの隅の未来のこと、
届きはじめた つぎの季節のお洒落のこと、

ひとつの季節のエピローグは
つぎの季節のプロローグ、

届いたばかりの春のデニムをアペリティフに
お洒落ごころも そっと暖めて...

「 強さ 」だったり... 「 誠実さ 」だったり...
目には映らない「 確かなもの 」を凝縮して
パンツだけの気骨なコレクションを続ける TUKI、

日本人のアイデンティティと美意識に満ちあふれた
そのコレクションは
海外の高感度な人びとをも虜にするもの...。

春いちばんの「 とっておき 」は
白いキャンバスに藍の美しさを写しとったように
軽やかでありながらも パリッと心地いい張りを感じさせてくれる
清々しいオリジナルのインディゴデニム...。

潔いほど「 プレーン 」でいて...
けっして「 スタンダード 」ではないんだな...。

過去...。現在...。未来...。

ホーリーナイトは
こころの隅に走り書きした未来予想図を
過去から そっとなぞる夜...

いまの私は
憶い描いた未来にむかって過ごせている？

今宵「 クリスマスキャロル 」のような
おっかない３人のゴーストに
出逢わずに過ごせればいいけれど...

ハッピーホリディ。

星空のもと、
世界中のすべての人びとや生き物たち、事柄が
優しさと幸せに包みこまれますように...







「 ancient coppice stools ... 萌芽更新 」

人がその恩恵を授かりながらも
樹木たちが繰り返しその命を蘇らせていく
古代から続く森林の管理法...

その威風堂々とした古木の切り株の数々を
ポール ハーンデンが
盟友スチュワーデス ピットキンと撮りあげた写真集 ...。