大好きな秋にも 隅から寒さが浸みだして...
夜にもなれば
もう 毛糸のブランケットが手放せない...。
もう あたたかなタートルネックのセーターが
愛おしくなる季節...。
たっぷりだけど... たおやか...
頬までふかり... 心までそっと... 被いかくしてくれそうな
ボリューミーなタートルネックのセーターが...
赴くままに...
「 wrap around 」
( ウェアラブルなニットでからだを包みこむ... )
そんな
ふんわり... として さりげなく...
不確かに変化していく そのときどきのこころの造形や
ひかりや風、季節の空気をまとうような
世界観をコンセプトに
ソフトでボリューミーなニットアイテムを中心とした
コレクションを展開するベルリンのストゥディオ、
z.B. Berlin ( GERMANY ) ...
カフェ、オ、レ。
クリーミーなカフェ色を飾らないナチュラルヤーンにブレンドした
野趣あふれる極太の毛糸をたっぷりと...
そのラスティックな風合いを余すことなく楽しむように
シンプルにリブ編みした
この冬のタートルネックセーター...。
そのバルキーなニッティングとは裏腹な
ストレスフリーの軽やかさに ソフトコンシャスなボディライン。
有機的なニットのフォルムにキッチュなアクセントを奏でる
サイドポケット...
その魅力はたくさん、たくさんあるけれど...
なにより 他になくボリューミーなタートルネックの豊かな表情に
こころ惹かれてしまうのです...。
「 マスキュリン 」と「 フェミニン 」との境界線に存在する
苟且の答えを探るように
男性諸氏を夢中にさせるトラディショナルな靴の魅力を
フランス人女性のお洒落のエスプリをちりばめることで再構築した
ジェンダレス、そしてタイムレスなシューズデザインを手がける
Anne Thomas ( FRANCE ) ...。
ジュエリーデザイナーとして すでに輝かしい経歴を持つ彼女が
ボーイフレンドに促されるように創りはじめたシューズは
これまた なんとも魅力的...。
まるで
1920年代のアールデコを想わせるように
美しくまるみを帯びた流線型のラストにシンプルなウィングチップ...。
ブラックフォーマルなお澄まし顔に
女性らしく甘さを加味するゴールドのバックル付きのワンストラップ...。
そのバランスは
シンプルでいてオンリーワンなもの...。
私たちお洒落好きはもちろんのこと、堅物の靴好きのこころまで焦がす
洗練されたバランスでしょ...。
「 Puma 」×「 Swash 」。。。
否が応でも私たちのこころ躍らせるコラボレーションが
この秋冬にデビュ...。
他のスポーツブランドに先駆けて
ハイファッションブランド、デザイナーたちとのコラボレートを
手がけてきたプーマの
1990年代に発表したクラシックランニングの代表作のひとつ、
BLAZE OF GLORY に描かれたのは
Swash の空想から飛びだしてきたキュリオシティの世界...。
大人と子どもの狭間で揺れる
少女たちの
無邪気なファンタジー。そしてリアリティ...
好奇心。そしてささやかな逃避...
鮮やかなパッションの断片がいっぱいちりばめられた
この秋冬のスペシャルなランニングシューズは
私たちを何処へと誘ってくれるのかしら...