雪ふる冬の朝...。
凍える雨の夜...。
貴女は
どんな憶いを心にひめて...
どんな帽子をかぶって出掛けるの?
男性も... 女性も...
生意気ざかりの子どもたちだって もちろん...
街ゆく すべての人びとが
きちんと帽子をかぶって自己主張しながら...
「 無帽 」で出掛けることなんて不粋でしかなかった
ふるき良き時代...。
街角の小さなアトリエでは そんな皆の理想を叶えるために
腕利きの職人たちが帽子づくりに腕をふるっていた
そんな頃...。
そんな時代の帽子たちにインスパイアされながら
そんな時代の帽子職人たちから受け継いだ技術をもとに
手づくりされた
Fabrication Locale ( FRANCE ) の帽子...。
ふるき良きフィールドキャップのディテールが遺された
シックな黒の帽子は
かつて英国でパイロットたちの
防風性、耐水性にとんだ丈夫なミリタリーコートのために開発された
伝統のファブリック、ベンタイルでつくられたもの...。
内側にはハリス島の暖かな手織りツウィードをあしらって...
頬を赤く染めながら 白い息はく 街角の貴女のこと、
あたたかく... 美しく... 描きだしてくれるのです...。