1930年代...
ロバート キャパの公私にわたるパートナーとして
危険を顧みることなく戦地にまで赴いた
女性初の戦場フォトグラファー、ゲルダ タローをミューズに
昨冬、女性のための プレコレクションを はじめて手がけた
Nigel Cabourn ( ENGLAND ) ...。
その確かな手ごたえをもとに
この冬は
一層 " ほんもの " の重厚さに充ち溢れた
こだわりのラインナップを充実...。
いまは そのネーミングだけに かつての名残りをのこすのみとなった
トレンチコート ( 塹壕コート ) も
ヴィンテージコレクターとしても一流の 彼らしく
当時のままに織りあげた 防水性のあるアーミーキャンバスをもとに
" ほんもの " 具合に 一切妥協なしのトレンチコートを制作...。
時代をこえて生みおとされた 時代錯誤なコートには
おおよそ20年間にわたって身を包んだことをイメージした
ヴィンテージ加工をほどこすことで
時の流れのエッセンス、さりげなくプラスして 魅せるところも
彼一流...。
大好きな秋を跳びこして...
いきなり
街は 冬の粧い...。
右往左往の人いきれの中で際立つ
首もとに きゅきゅっ、と巻かれた カシミアのマフラーは
本格的な冬の寒さへと立ち向かう
私たちの「 お洒落ごころ 」の 旗じるし...。
最高品質であることに こだわりながら
スコットランド、エルガンの町で200年以上にわたって
毛織物をつくり続ける
カシミアのマフラーの代名詞、JOHNSTONS ( SCOTLAND ) ...。
ブリティッシュトラディショナルの世界を語るうえでは
あの HERMES ( エルメス )から CHANEL ( シャネル ) にまで
頼りにされ
エステートツウィード
( スコットランドの野山で暮らす人びとの伝統的なチェック柄 )
の カシミアマフラーにおいては
右に出るものがいないほどの実績、実力を持つ
彼らだけれど...
この冬、
私たちが 敢えて選ぶべき カシミアのマフラーは
シンプルだからこそ
その上質さが一層際立つ ソリッドカラーのジョンストンズ...。
最上質な ジョンストンのカシミアだからこそ
その美しさが一層際立つ
しっとりと大人色に染まったオールドキャメルに
深さのなかに鮮やかさを合わせ待つインクネイビー...
そんな ソリッドカラーのカシミアのマフラーを
洒落っ気のないスクールガールみたく...
そそっ、と巻きあわせる
贅沢さ。
わかる人には わかるよね...。
気のおけない友人たちとの 何げない会話や
記憶にのこる映画のなかのワンシーンから
生まれてくる
Atelier Delphine ( U.S.A. ) のコレクション...。
今日は...
セピア色に染まった街路樹の間をぬって吹いてくる
季節の風や
静かに降りそそぐ昼さがりのひかりをまとうように
ふわり...と 量感豊かなローブコート...。
自分らしい素敵な時間... 自分だけの素敵な物語...
奏でるために 選ばれたのは
まるで...
ソファの隅の 使いふるしたブランケットみたく
ここち良く 風合い豊かにヴィンテージフィニッシュされた
素敵な ふたつのマテリアル...。
( 量感は 昨日のショートムービーをご参照ください )
デザイナーが暮らす
アメリカ西海岸の澄んだひかりや 心地いい暮らしのリズムを
キーワードに
大人の女性のリラックスシーンを さりげなく彩る
エフォートレスなコレクションを私たちに届けてくれる
Atelier Delphine ( U.S.A. ) ...。
私たちの ライフスタイルへ
ながく... そして 幅ひろく... 取り込みながら楽しんでいけるようにと
そのコレクションは
まるで...
目覚めたばかりの 真っ白な気持ちみたいに
とってもシンプル...
でも...。 だから...。
シンプル...。だからこそ...
吟味をかさねた 優しさと 味わいのあるマテリアルと
クラフツマンシップに溢れた ものづくりが
そこには不可欠なんだね...。